はじめまして。
ワタクシ昨年まで訪問入浴の看護師として働いていました。
この仕事好きだったのですが、いろいろありまして?退職。
在職中の思ひ出や訪問入浴や在宅介護に興味がある人にむけたクソバイス的メッセージ(いや~アドバイスなんておせっかいという名のクソバイスでいいよね)などをつらつら記録していきたいと思います。
まずは、訪問入浴とは。
3人一組で浴槽持ってお客さんのお宅にお伺いして入浴の介助を行うサービスです。
お客さんは入浴の会社によって多少変わると思いますが、介護保険を利用されている要介護者(要支援も含む)が8~9割。あとは在宅生活を送られている障がい者が主なお客さんです。
はっきり言いますが、マイナーなサービスです。
ワタクシもなぜ訪問入浴なるものを知ったのか、そもそも謎でして。
いや?派遣ナースをしていた友人から聞いたのだったかな?今一つ記憶が??ですが。
ともかく。マイナーです。特に介護保険では。
というのも、介護が必要になった人やそのご家族などがケアマネージャーさん(介護支援専門員。略してケアマネさん)に「独りでお風呂に入れなくなった。家族が手伝うのも無理がある」と言った相談をした場合。
通所介護(デイサービス)や訪問介護(ヘルパーさん)、訪問看護をオススメされることが多いからです。
要介護者のお風呂に関わるサービスが介護保険で使えるサービスにいろいろある上にデイサービスとかヘルパーさんとか訪問看護婦さんの方がはっきり言ってメジャーでしょ?(笑)。
それに、訪問入浴使うよりその辺使う方が単価的に安いんです。
訪問入浴1回1250点(1点10円です)。通所介護だと確かあれこれ加算つけても1回1000点も行かなかったような。
訪問入浴、介護保険1割負担で(要介護者の経済状況により1割から3割の自己負担があります)1250円(現時点で。時々改定されるので)。保険使わず自費10割だと12500円。
お風呂1回入るのに12500円!!
訪問入浴というものが3人一組で行うサービスということと、そのうちの一人が看護師でなければならない(サービス内容によって異なることもありますが)ので。
ぶっちゃけ人件費と思われます。
そんなマイナーかつお金がかかる訪問入浴なるサービスがなぜ存在するのか?(笑)
次回ネタにします。